14日 6月 2026
さて、先日は東京におりましたが、6月後半は関西で、ご希望の方々に演奏についてのアドバイスを行います。ほんの少しのヒントでも、演奏の中で新しい気づきが生まれたり、上達のきっかけになったり、やる気が高まることがあるものです。 ご希望の方は下記メールアドレスまで、お気軽にお問合せください。 [email protected]
14日 6月 2026
本日、来年3月の音楽祭ホール利用料を振込ました。もう一つのホール利用料は先のため時間があります。 ホール利用手続きは、いまだに振込や現金払いのみで、予約も直接ホールへ出向かなければならないなど、旧来型システムのまま運用されています。利便性向上のためにも、オンライン予約やキャッシュレス決済の導入など、より利用しやすい環境を整えていただければと思います。 和歌山県ではクラシック音楽への需要や本格的なコンサートの開催数が比較的少ないため、これまでにご縁のあった方々へご案内を差し上げることはもちろん、クラシック音楽にあまり馴染みのない方々にも足を運んでいただけるような工夫が必要だと考えています。本番当日まで、さまざまなアイデアを練りながら準備を進めてまいります。 私がピアノを担当、ヴァイオリニストとチェリストをお招きしての演奏を予定しております。チラシが完成次第、チケット販売を開始いたします。皆様、ぜひ和歌山市で開催する「第5回日本クラシック音楽祭コンサート」へお越しください!
13日 6月 2026
第5回日本クラシック音楽祭コンサートを、2027年3月19日に和歌山城ホール 小ホール、20日に和歌山県民文化会館 小ホールの2日間にわたり開催いたします。 本公演は、和歌山県文化振興事業補助事業として実施され、青少年が文化・芸術に触れ、豊かな感性を育む機会の創出を主な目的としております。 チケット料金は、一般3,000円、高校生以下1,000円、障害者500円です。 現在、出演者の選定を進めております。ご来場くださる皆様とともに、音楽を通じた意義深いひとときを共有できますことを、心より楽しみにしております♬
03日 6月 2026
今日は月に一度のスイスのエージェントとのミーティングでした。 来年3月19日、20日の出演者について検討中であること、もし来日予定があり興味ある方がおられたら、ご連絡下さいとお伝えしました。 音楽家は非常に多いのですが、真に良い演奏家となると限られています。音楽祭の新たな出会いは毎回神様からの贈り物です! ところで、日本の音楽大学の学費は高額である一方、コンサート出演料は十分と言えない場合が多くあります。そのような環境も、優れた演奏家が育ちにくい要因の一つではないかと思われます。今後、条件の改善が望まれるところです。 また、国内の音楽大学を卒業して活動されている方々の様子を拝見すると、ポピュラー系の奏者が多いことを感じます。クラシック音楽界においても、伝統的奏法を継承する演奏家は少なくなりました。その土台となる教育者層にも課題が見られます。時代の移り変わりと言えばそれまでですが、私達世代より以前の方々がご存知の、ヨーロッパ伝統芸術としての演奏は、年々減少しています。受け継がれてきた価値ある音楽文化や演奏様式を、少しでも多く社会に伝え、普及させていきたいと考える今日この頃です。
21日 5月 2026
メディアにおいても若く新しい才能が次々と紹介される時代になりました。若い演奏家たちには優れた技術、美しい感性、そして華やかな魅力があります。その一方で心に深く残る“味わい”という点では、これから育まれていく部分も多いと感じます。音楽には、それぞれの年代ならではの美しさがあります。長い年月をかけて経験を重ねてきた演奏家から生まれる深みや温かさは、若さとはまた異なる大きな魅力です。私は、もっと経験を積んだ円熟した音楽家たちの演奏が、より多く紹介されても良いと思っておりますので、次回は現在も演奏活動を続けている同世代の演奏家をご紹介させていただきたいと考えております。若さの輝きとは異なる、成熟した音楽の豊かさを皆様にも感じていただけましたら幸いです。ところで最近、音楽大学において、コンクール入賞した生徒に対し、「自分の指導の成果でもある」として謝礼を求める指導者が存在するという非常に残念な話を耳にしました。関係者の皆様には、決して曖昧にせず適切に対処されますようにと願います。私は以前「音楽家は皆、兄弟姉妹」という記事を書きました。互いに純粋な心で芸術を追求する世界であって欲しいものです。
18日 5月 2026
日本でクラシック音楽家として生活しているとヨーロッパとの環境や社会的な感覚の違いを意識する場面が少なくありません。ヨーロッパでは、クラシック音楽は公共文化として社会に深く根付いており、演奏家もまた、長い訓練と専門性を備えた職業人として尊重されています。近年ヨーロッパでも芸術を取り巻く状況は決して楽観できるものではありませんが、「芸術は社会に必要なものだ」という感覚は共有されているように感じます。日本では芸術活動が経済性や分かりやすい成果によって評価されやすく、演奏家の立場や待遇も十分とは言えないことが少なくありません。また、日本には音楽を学ぶ人の層が非常に厚く、趣味として高いレベルで演奏を楽しむ文化があります。それ自体は非常に豊かなことですが、その反面、趣味と職業としての専門性との境界が見えにくくなり、長年の研鑽によって培われた技術や芸術性の価値が社会に十分伝わりにくい側面もあるように思います。演奏とは単なる技術の披露ではなく作品への理解、時代背景への洞察、長い時間をかけて磨かれた感性によって成り立つものです。芸術と向き合う演奏家の仕事が専門性高いものとして更に尊重される事を願います。
17日 5月 2026
音楽を学ぶうえで大切なのは、「自分自身が何を感じ、何を学びたいのか」という素直な気持ちだと思います。 ピアノの学び方や音楽への向き合い方に、ひとつの正解はありません。出会う先生や環境によって、新しい視点や表現、価値観に触れることができ、それは音楽的な成長につながっていきます。だからこそ、さまざまな演奏やレッスンを経験することには、大きな意味があります。 一方で、「他の先生のレッスンは受けない方が良い」といった空気によって、生徒さんが自由に学ぶ機会を狭めてしまう話を耳にすることがあります。それはとても残念なことです。私は、学ぶ人の可能性や好奇心は、もっと自由であって良いと考えています。誰かの期待や遠慮だけではなく、自分の心が動く方向へ、ぜひ素直に進んで下さい! 音楽は、本来“出会い”によって豊かになるものです。さまざまな経験を通して、自分自身の音楽を育てていただけたら嬉しく思います。
01日 5月 2026
近年は音楽配信が中心となり、CDはコンサートで生演奏をお聴きいただいた後にご購入くださる方が多くなっています。 そんな中、このたび今月末頃よりディスクユニオンにてCDをお取り扱いいただけることになりました。発売から年数は経っていますが、「もっと多くの方に聴いていただきたい」と思い、クラシック担当の方にCDをお聴きいただき、今回のご縁につながりました。 以前は各地の島村楽器店舗でもお取り扱いいただいていましたが、現在はCDコーナーの販売が終了しており、その後はホームページやコンサートを通じてお求めいただいて参りました。 なお、ディスクユニオンでの取扱枚数については、ゴールデンウィーク明けにご連絡をいただく予定です。店舗・オンラインのどちらでもご購入いただくことが出来ます。 日常の中で、ふとクラシック音楽を聴きたくなったときに、お手に取っていただければ幸いです。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
30日 4月 2026
地方にいると、インターネットの便利さを改めて実感します。日々、情報を得たり、皆さまと連絡を取ったりしながら過ごしています。昨日は、各地の代表者の方々が登録されている交流アプリに私も参加してみました。クラシック音楽を愛し、また必要としてくださる方々から温かいコメントを頂き、とても嬉しく思いました。 私の周囲には以前からクラシック音楽に関わる方々や愛好者の皆さまが多く、代表者の方々もよくコンサートに足を運んでくださいます。このご縁をこれからも大切に育てていきたいと感じています。 今年でデビュー43周年を迎えます。ここまで続けてきて思うのは、良くも悪くも私の人生は常にクラシック音楽と共にあり、その世界に関わる方々との繋がりによって形作られてきたということです。何をしていても、何をしようとしても、結局はピアノへと戻ってくる――そのことを自分でも面白く感じています。的を絞って歩んでこられたことは、私にとって大きな喜びです。 そして、これからのテーマは「国際交流」です。さまざまな可能性を探っているところですが、次にどこで国際音楽祭を開催することになるのかは、神様のお導きに委ねているところです。
28日 4月 2026
日本人と結婚されたロシアの通訳者とお話しする機会がありました。私の音楽事務所が和歌山県にあるとお伝えすると、日本では「遠い場所」という印象を持たれやすいという話題になりました。東京・大阪が都市、和歌山が地方という従来のイメージは、現代において変化していると感じます。私は首都圏をはじめとする国内各地での居住経験やヨーロッパでの滞在を経て、欧州の仲間と日常的に連絡を取りつつ、関東・関西を中心に行き来する生活を送っています。そのため、各地の距離はコンパクトに感じられます。一方で、移動機会の差によって同じ距離でも「遠い」と捉えられる方々がおられて、その感覚の違いに驚くことがあります。世代や個人差はあるものの、場所に縛られず価値観でつながる流れは今後さらに加速し、日本とヨーロッパの距離も一層縮まって行くでしょう。

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